機械工学系 | 若子 倫菜 准教授

山間部や僻地での重量物搬送に
大型ドローンの利用が期待されますが、
国産のドローンはほとんど使われていません。
しかしCFRTP(炭素繊維強化熱可塑性樹脂)
製の「軽くて強い」
大型ドローン用フレームが普及すれば、
僻地や被災地などにおける
重量物搬送での活躍が大いに期待されています。
将来的には「空飛ぶ自家用車」としての
利用も構想しています。

大型ドローン用
CFRTPフレームの開発

本学が有する特許第7133881号を応用して
研究・開発中の炭素繊維強化熱可塑性
樹脂(CFRTP)製ドローンフレームは
軽量かつ高強度であり、
可搬重量50kgの試作1号機の飛行試験を終え、
試作2号機を開発中です。
ドローンの可搬重量が増えれば
それを支えるフレームも大型になるので、
軽くて強いフレームの製品化が目標です。

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